カーポートを探すと「1500タイプ」「3000タイプ」という名前が並びます。この数字は積雪の㎝ではありません。 ここを取り違えたまま雪の降る地域で買うと、想定した強度になりません。

結論:数字は「耐荷重」であって「積雪の㎝」ではない

確認するのは次の4つです。

確認すること 何を見るか
耐荷重(タイプ名の数字) 1500タイプ=1500N/㎡。相当する積雪量はカタログで確認
お住まいの地域の垂直積雪量 自治体の建築基準で定められている。これを満たす耐荷重を選ぶ
敷地の間口・奥行 車のサイズではなく、柱を立てられる位置で決まる
基礎工事とアンカー 柱を土に挿すのではなく、コンクリート基礎で固定する

この記事は実物を見て書いたものではなく、商品ページの記載とメーカーの公表情報だけで整理しています。

雪の重さは「積もった深さ」だけでは決まらない

同じ深さでも、乾いた新雪と湿った雪では重さが違います。湿った雪は1cmあたりの重量が大きくなるため、カタログの相当積雪量は「その条件での目安」として読む必要があります。積雪地域では、目安ギリギリを狙わず、早めの雪下ろしを前提に余裕を見た耐荷重を選ぶのが一般的な考え方です。

また、お住まいの地域には建築基準法にもとづく垂直積雪量が定められています。カーポートは建築物として扱われる場合があるため、地域の基準を満たす製品を選ぶ必要があります。基準値は自治体で確認してください。

敷地:車のサイズではなく柱の位置で決まる

カーポートは車の寸法で選ぶものだと思われがちですが、実際に効くのは柱を立てられる場所があるかです。

  • 間口(幅)と奥行を、駐車スペースではなく柱の設置予定位置で測る
  • 隣地境界・building の壁・既存の門扉やフェンスとの距離を確認する
  • 屋根が越境しないか(屋根は柱より外側に出ます)

この出品は1台用です。2台用・3台用はサイズ体系が変わります。

基礎工事:土に挿すのではない

カーポートの柱は、コンクリート基礎に固定します。そのため、

  • 駐車場が土や砂利の場合、基礎のための掘削と打設が発生します
  • 既存が全面コンクリートの場合も、柱位置のはつり(斫り)工事が必要になることがあります
  • 地中に水道管・ガス管が通っていると、位置をずらす必要が出ます

この追加工事の有無は現地条件で決まり、価格に含まれるかは販売店ごとに違います

買うとき:基本工事に何が含まれるか

冒頭のカードの出品(エクステリアTAMA 364,800円・★5.0/2件)は「本体+基本工事費込み」「楽天リフォーム認定商品」の表記です。

価格・レビュー数値は2026年7月22日時点の楽天API取得値で、本記事は実物レビューではありません。耐荷重の考え方はカーポートの一般的な仕様表記にもとづきます。製品ごとの相当積雪量・耐風圧強度は、YKK APのカタログと販売店の商品ページで必ず確認してください