カーポートの商品名に付く「1500タイプ」「3000タイプ」。この数字を積雪の㎝だと読むと、雪の地域で強度が足りません。 何の数字なのかを先に整理します。

結論:数字は耐荷重(N/㎡)

混同しやすい2つ 中身
タイプ名の数字(1500・3000など) 耐荷重 N/㎡。製品の強度区分
相当積雪量(○○cm) 耐荷重から換算した目安。カタログに別途記載

つまり「1500だから150cmの雪に耐える」という読み方は成立しません。数字の桁が近いので混同しやすく、ここが最初の落とし穴です。

なぜ㎝ではなく重さで決めるのか

雪の重さは深さだけでは決まらないからです。同じ10cmでも、乾いた新雪と水を含んだ湿雪では重量が変わります。屋根が壊れるかどうかを決めるのは深さではなく屋根にかかる重さなので、製品側は N/㎡ で強度を示します。

そのため、相当積雪量の表記も「その雪質を前提にした目安」です。積雪地域では、

  • 目安ぎりぎりの製品を選ばない
  • 積もったら下ろすことを前提にする

という考え方が一般的です。

自分の地域で必要な強度をどう知るか

お住まいの地域には、建築基準法にもとづく垂直積雪量が定められています(自治体で確認できます)。この値を満たす耐荷重の製品を選ぶのが出発点になります。

順番はこうなります。

  1. 自治体で垂直積雪量を調べる
  2. メーカーのカタログで、その積雪量に対応するタイプ(耐荷重)を確認する
  3. 敷地の間口・奥行と、柱を立てられる位置を実測する
  4. 販売店に敷地の写真と実測値を伝えて見積もりを取る

実際の商品で見ると

冒頭のカードは、どちらも1500タイプ・1台用・スチール折板屋根の工事費込みセットです。

商品 価格 タイプ
YKK AP ジーポートPro 364,800円 1500タイプ(照合記事
LIXIL カーポートSW 411,900円 1500タイプ(照合記事

同じ「1500タイプ」でもメーカーが違えば相当積雪量の表記も別々に確認が必要です。タイプ名が同じ=性能が同じ、ではありません

価格・レビュー数値は2026年7月22日時点の楽天API取得値で、本記事は実物レビューではありません。相当積雪量・耐風圧強度の具体値は、各メーカーのカタログと販売店の商品ページで必ず確認してください