グラフィックボードを買い替えるとき、電源ユニットが先に足を引っ張ることがあります。この記事は「手持ちの電源容量」から見て、どのモデルがNVIDIAの推奨要件を満たすかを照合するものです。他の条件(カード長・スロット数)は別途確認が必要です。

結論:電源容量で候補が分かれる

手持ちの電源 NVIDIA推奨を満たすモデル
650W以上 750W未満 RTX 5070(推奨650W以上)を満たす
750W以上 RTX 5070/RTX 5070 Ti(推奨750W以上)とも満たす
650W未満 どちらも推奨を下回る。電源ユニットの交換が前提

出典: NVIDIA「GeForce RTX 5070 ファミリー」公式仕様(2026年7月参照)

モデル 消費電力(TGP) 推奨システム電源 補助電源
RTX 5070 250W 650W以上 PCIe 8ピン×2(変換アダプタ同梱)または300W以上のPCIe Gen5ケーブル
RTX 5070 Ti 300W 750W以上 同上

「推奨」の読み方

なお、これはNVIDIAが示す推奨値であり、この容量なら必ず動くという保証ではありません。構成するCPUや周辺機器によって必要量は変わります。

手持ちの電源容量を調べる

  1. PC本体側面の電源ユニットのラベルを見る(○○W と記載)
  2. 購入時の構成表・仕様書を見る
  3. BTOパソコンなら、購入したショップの製品ページに記載があることが多い

あわせて確認したいのがPCIe補助電源コネクタの空き本数です。RTX 5070はPCIe 8ピン×2が必要になります(変換アダプタ同梱)。容量が足りていても、コネクタの本数が足りなければ接続できません。

電源が足りている場合の候補

650W以上あるなら、RTX 5070 が要件を満たします。

商品 価格 特徴
Palit Infinity 3 12GB 99,800円 3連ファン(照合記事
MSI VENTUS 2X OC WHITE 109,800円 2連ファン・白系(照合記事

どちらを選んでも電源の要件は同じです。分かれるのはカード長・冷却・外観なので、ケースの対応GPU長と照合して決めてください。

電源が足りない場合

650Wを下回るなら、選択肢は2つです。

  • 電源ユニットを交換する … 追加費用が発生します。ケースに収まる規格(ATX/SFXなど)の確認が必要です
  • より消費電力の低いモデルを選ぶ … 世代や型番を下げる方向になります

どちらが良いかは予算と今の構成次第で、一概には決まりません。

価格・レビュー数値は2026年7月22日時点の楽天API取得値で、本記事は実機レビューではありません。TGP・推奨電源容量・補助電源コネクタはNVIDIAの公式仕様からの転記です。カード長・ケースの対応・電源の実際の余裕は、購入前に各メーカーと販売店の公表値で確認してください