RTX 5060 Tiは、上位帯のRTX 5080・5070シリーズと比べて消費電力が低く、電源まわりの要件も緩やかです。この記事はNVIDIAの公式仕様と、実際に販売されているPalit GeForce RTX5060 Ti Infinity3 16GBの公式仕様を照合します。

結論:電源600W以上・2スロットの空きがあれば載る

確認すること RTX 5060 Ti の要件 足りないとき
電源容量 600W以上(NVIDIA推奨) 電源ユニットの交換
補助電源コネクタ PCIe 8-pin×1(または300W以上のPCIe Gen5ケーブル) 電源側の空きを確認
消費電力(TGP) 180W 他パーツとの合計で判断
占有スロット 2スロット(このPalitモデルの公式仕様) ケース内の空きと排気

出典: NVIDIA「GeForce RTX 5060 Ti ファミリー」公式仕様、Palit公式製品ページ(いずれも2026年8月参照)

電源ユニットの容量とコネクタを確認する

  1. 今の電源ユニットのW数を側面ラベルまたは購入時の構成表で確認する
  2. PCIe 8-pinコネクタが1本空いているかを確認する
  3. 600Wに対して余裕があるかを見る。TGP 180WはGPU単体の値で、CPUなど他パーツとの合計で判断する

RTX 5080(TGP 360W・推奨850W)と比べると要件はかなり緩やかで、既存の電源ユニットのまま載せられるケースが多くなります。ただし古い電源ユニットは経年で出力に余裕がなくなることがあるため、ぎりぎりの構成は避けるのが一般的です。

占有スロットとカード長でケースと照合する

Palit RTX5060 Ti Infinity3 16GBは寸法291.9×116.6×41.3mm・2スロット占有と、コンパクトな部類です。

  • 2スロット分の空き … PCIeスロット直下に他の拡張カードがないか
  • カード長291.9mm … ケースの「対応GPU長」と照合する
  • 厚み41.3mm … 隣接スロットの拡張カードと干渉しないか

小型ケース・省スペースPCでも候補にしやすい寸法ですが、必ずケース側の対応GPU長で照合してください。

上位モデルとの違いで要否を判断する

TGP・推奨電源はモデルごとに大きく異なります。

モデル TGP 推奨電源
RTX 5060 Ti(この記事) 180W 600W以上
RTX 5070 250W 650W以上(適合確認記事
RTX 5070 Ti 300W 750W以上(電源から選ぶ記事
RTX 5080 360W 850W以上(適合確認記事

4K・高負荷な作業を想定しないなら、電源交換の追加費用が発生しにくいRTX 5060 Tiは総額で有利になりやすいモデルです。上位モデルとの性能差は別途、ベンチマーク情報などで確認してください。

買うとき

冒頭の商品(Amazon.co.jp、109,800円)はレビュー評価4.6(55件)が付いています。在庫は2026年8月12日時点の実測で「在庫あり」でした。

価格・レビュー・在庫は2026年8月12日時点のAmazon実測値で、本記事は実機レビューではありません。電源容量・補助電源・TGPはNVIDIAの公式仕様、占有スロット・カード寸法はPalitの公式仕様からの転記です。ケースとの適合可否は、購入前にケース側の公表値で確認してください