同じ「耐荷重」という言葉でも、商品ページに何をどこまで書くかは販売者ごと・型番ごとに異なります。サンワダイレクト・KTOW・AICOの3商品を確認すると、数値のみ/数値+規格語/記載なし、の3通りに割れていました。

1. 同じ「耐荷重」でも書き方が3通りに割れる

耐荷重は椅子を選ぶ上で重要なスペックですが、まず押さえておきたいのは、3つの実売ページを見比べると開示の粒度がまったく違うという事実そのものです。数値だけ書く店、規格らしき言葉を添える店、何も書かない店――どれが正しい書式というものではなく、ページごとに書き方が違う、という前提から比較を始めます。

2. 3商品の耐荷重表示を並べる

商品(ASIN) 価格 耐荷重表示の実際の文言 区分
サンワダイレクト 150-SNCM001(B015EXI2UW) 36,800円 「このチェアは200kgまでの荷重に耐えます。過度な荷重をかけないでください。また、適切に組み立ててください。」 数値のみ
KTOW PAX4(B0H2GHK9DL) 69,900円 タイトルに「150kg耐荷重」。説明文に「BIFMA基準のクラス4ガスシリンダー搭載」「136kgの衝撃テスト」 数値+規格語
AICO OA-3125(B0BDLS7ZG4) 45,320円 耐荷重の記載なし。あるのは「社内での強度試験」という数値のない一文のみ 記載なし

KTOWのページでBIFMA基準に触れているのは説明文中のガスシリンダー部品の箇所、136kgの衝撃テストはキャスター部品の箇所です。どちらも椅子本体の150kg耐荷重そのものの算出根拠として明記されているわけではありません。

3. 「記載なし」は「未検証」ではない

AICO OA-3125の商品ページに耐荷重の記載がないのは、Amazon・Kagg.jpHUSTNETの3サイトで確認した限り共通しています。ただしこれは「AICOが耐荷重を検証していない」ことを意味しません。AICO公式サイトの別型番RS-2275の製品ページには「耐荷重:200kg」と明記されています(出典: aico-net.co.jp/product/rs2275/)。同じメーカーでも、型番ごとにページへ書く情報の粒度が違う、というだけです。OA-3125のページに記載が無い理由がRS-2275と同じ試験の有無なのかは、OA-3125のページ上では確認できません。

4. 買う前に自分の型番ページで確認する3点

購入前チェックリスト
  1. 検討している型番の商品ページに「耐荷重」の記載があるか
  2. あるなら、数値だけか、規格名や試験条件も書かれているか
  3. 記載が無い場合、メーカー公式サイトで同シリーズの別型番に記載がないか探す(AICOのように型番ごとに差があるケースがある)

この3点を、購入する型番のメーカー公式ページで、自分の体重と照合してから買ってください。